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スマホ

生活に欠かせない「 モノ 」が現代社会には溢れている。その中でも大勢の人が、無くて困るのはスマホでは無いだろうか?買い物に音楽など、1つの情報端末さえあれば生活することはできてしまう。そんなスマホ業界に新しい風が吹き込もうとしている。

 

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スマホ業界では圧倒的なシェア数を誇るSoftBank docomo auの3社が存在する。3社に対して「真っ向勝負」を掲げた楽天モバイルは、どのようなプランでスマホ業界に革命を起こすのか。今回の記事は4月から本格化する楽天モバイルについてです。

 

楽天とは

日本を代表するIT企業であり、企業の総資産は7兆円とも言われており、社長の三木谷氏は個人資産1兆円とも発表されている。「 楽天 」というブランド力を使い、旅行、ネット通販、金融など多くのビジネスを行っている。

 

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② プラン

楽天モバイルが発表したプラン料金1ヶ月/2,980円は最大の特徴で、3社と比べても驚きの価格だ。従来ならいくつものプランがあり、買い手に合わせて提供するのだが、楽天モバイルは1つのプランに絞っている。3社と比べてみたが、通信の質やプラン内訳などが違うため簡単に比較などができない。なので値段にポイントを絞り比較してみた。

 

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料金に絞って見ると7000円代になるが、約半分の値段で使えてしまう。値段だけを照らし合わせたら驚きの値段という事はわかる。携帯の料金に関しては2018年に菅官房長官が「4割値下げできる余地がある」と発言。それを機に電気通信事業法が改正されるなど、料金プランに対する見直しが行われてきた。それでも7000円台と海外に比べて日本の料金プランは少し高い。あるサイトで携帯料金を6カ国で比較した際、一番高かったのが日本だった。次に高いのがアメリカで5900円ほど。1000円近く料金に違いが生まれている。

 

ちなみに一番低かったのはフランスで1700円代と日本と3倍以上の開きが生まれた。フランスには負けるも、今回楽天モバイルが発表した金額は世界と比べても、驚愕の金額だ。

 

③ デメリット

破格な値段を提示した楽天モバイルだが、もちろん懸念点もある。多くのニュースでも取り扱われているが、楽天回線の設備が整備されていない地域ではauローミング回線となり、月間2GBまでと制限がかかってしまう。楽天回線が利用可能エリアは現時点で、東京23区、大阪、名古屋、神戸など主要都市の一部に限られている。

 

デメリットとしてもう1つ問題がある。iphoneが未対応ということだ。楽天モバイルでは基本的にAndroidがメインとなっているが日本人はiphoneの利用率が高い。Androidだけに留まらず各種の携帯も販売していかないと、購入数は伸びないのかもしれない。

 

④ まとめ

今回の楽天モバイルが発表したプランはどのような影響を及ぼすのか。携帯料金を自分で払う、若者の社会人にとっては出費を朝獲られて便利なプランなのかもしれない。楽天側は早急に回線の設備を整えていかないと、3社の顧客を奪っていくのは難しいのかもしれない。