時を放浪

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若者が魅かれる政策

1つ前のブログで大統領選に対してアメリカの若者が関心を抱いているという話をしました。簡単に振り返ると、アメリカの若者が大学などで作った奨学金の返済、賃金の支払いなどによって、今勤めている企業でのお給料では少なすぎて破綻していく。そのために利益を多くもらう富裕層や企業の運営を行っている人たちとの格差をなくし、平等を保てる社会を目指す。だから社会主義のサンダースさんに多くの若者が支持をしているということでした。

 

そのサンダースどんな政策を掲げているのか、、、

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サンダースさんが今回の予備選で掲げている政策が

 

国民皆保険制度

②大企業への増税

③学生ローン金額免除

 

この3つについて説明していきたいと思います。

 

国民皆保険制度

簡単に説明すると、日本の保険制度です。職業などによって入るものは違うものの、皆さんも怪我や病気をしたら病院行き治療をしてもらいます。高額な治療でも負担額が一定を超えたら、超過分はもらえたりと、日本では国民が加入することが義務付けられています。国民のほとんどが3割負担で病院で診断できます。※世帯収入によってとられる保険料が違うので一概として国民全員が3割負担とは言えないですけどね。

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ちなみにWHOから2000年に保険制度の充実っぷりがすごいということで世界最高と評価もらえるほど充実してます。これが「国民皆保険制度」で日本の話。

 

次はアメリカの実態です。

アメリカでは、民間企業が中心となって、医療を提供しているんです。アメリカの医療制度は、高齢者、低所得者、障害者向けになっていて、多くの人が自己負担で民間の医療保険に加入しなといけないんです。

 

オバマケア」で作ったものの、実情は日本の保険制度のちょー劣化版。保険に入るのにもめちゃくちゃお金がかかっちゃうんです。例えば、四人家族で世帯収入500万だとしたら、保険料は1500ドル=日本円で150万円です。こうなると、前のブログでも書きましたが低所得者はどうですか?保険に入ったとしてもその支払い、家賃、借金、、、まー破綻しますよね。これが空回りで多くの人が保険に未加入なんです。無保険だと本当にかかる費用がバカにならないんです。

 

では、このケースだといくらかかると思いますか?

 

アメリカ観光中に、躓き転びます。なんと足を複雑骨折してしまいました。急いで、救急車で病院に向かい手術。3日間の入院。これだけで490万円ぐらいします。昔、深夜にやってるアメリカの医療ドラマを見て、医療費高すぎん!?てなったのを覚えています。。。

 

このままではダメだと思ったサンダースさんは、民間企業が行うのではなく国が運営する保険制度へ変更して、低所得者でも入れる保険制度に変えるべきだと提案しました。

 

②大企業への増税

大企業と言っていますが、大企業だけではなく、富裕層への増税も考えていて、連邦法人税を35%に戻す「トランプ減税」の撤廃も掲げています。

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トランプ減税とは何なのか、そこも話していきたいと思います。アメリカの法人税率は35%でした。それをトランプ大統領は21%にしました。減らした理由は多くの企業が「税が高い!」と不満を持っていたので、税率が低い海外に拠点を移していたから。減税によって利益が手元に残る企業には投資や賃上げを行ってもらい、経済の発展を考えたからです。

 

トランプ減税を行ってから、アメリカの中間層はお給料もお給料が上がりました。このように結果が出ているのは事実です。中小企業をメインに底上げを図ろうとしていたんですね。なぜこれをサンダースさんは撤廃しようとしているのか?

 

あくまでもサンダースさんは先ほども出てきた、「国民皆保険制度」これを国が運営するということは、税を高くして賄っていかないといけません。でも、低所得者高所得者どっちからも同じ金額の税をとっては、サンダースさんがやろうとしている保険制度は矛盾してしまします。そのために、大企業からとる法人税、富裕層の税を増やす新しい課税を導入しようとしているのです。低所得者、富裕層それぞれに似合った税を取ろうとしています。

 

③学生ローンの金額免除

これは、アメリカの問題である学生ローンについてです。アメリカでは政府、民間の学生ローンを含む債務は、1兆6000億円。日本円にして、175兆6000億円以上だとか、、、。これの対象は学生ローンの借金を抱える4500万人全員が免除の対象になるらしいですね。そうなるとこれを免除にするお金はどこから引っ張ってくるのか。それは、金融取引に新たな税を課して当てるらしいです。これを導入すれば今後の10年間で2兆ドル以上を調達できると考えてるらしいです。

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サンダースさんはこれも推しています。ちなみにウォーレンさんも学生ローンについては述べていますが、また違うやり方を考えているそうですね。

 

でもこれに関して、1つ思ったのはお金に余裕がある債務者は得しませんかね?

まぁ、何を持って裕福とするかですけど、、、

 

最後に、、、

 

3つの政策について、説明していきました。以外と気になったことを理解するまで調べたりするのっておもいしろいですし、何より知識がつきます。大学生とかは社会人になる前に、こういうこととかも知っておくといいのかなぁーて思いました。

 

次回は最近、話題も話題の

 

「不倫、浮気」

 

について調べたので、書いていこうかなと思います。。